人事評価制度に納得感を与えるためには、全く発想を変え人事評価に「認定」という考えを導入することが重要です。
皆さんの会社の社員について、良くできる順で、1番から最下位まで思いつくまま順番を付けてみて
下さい。通常は特に基準など用いなくても「A君が1番で、B君はCさんに比べると少し劣るな」という様に何らかの順番が付くことだろうと思います。人事評価は基本的にはこのように『相対評価』で行えば
良いのです。
ただ、これだけでは個人の恣意が大きく入ってしまいますので、客観性に欠け、社員に発表も
できません。そこで一定の縛りをかける必要があります。そこでポイントになるのが「認定」という考え方です。
例えば最も良い評価を取ったA君はなぜそのような良い評価を受けたのでしょうか?
皆さんの頭の中には何らかの理由があるはずです。
抜群の営業成績を収めたのか?
新商品を開発したのか?
どの様な理由があがるかは分かりませんが確実にA君がB君やCさんに比べて良い評価を受けた理由があるはずです。
それを個別に明確にして「だからA君はこの評価だ」という証明をするのが「認定方式」の評価制度になります。もっともこの認定方式人事評価制度は基準がないが故に評価者の恣意に流れやすいというデメリットもありますので、それを解消するために
評価のガイドラインの作成
評価結果理由書を面談を通じ作成
評価決定委員会での結果摺り合わせ・評価決定
プラス評価者の社内公表
評価フォロー表の作成、フォローなどの対策
も同時に行うことが望ましいでしょう。 |